日本学術振興会 基盤研究S 課題番号25220403

産業復興支援チーム

活動目的、活動内容

産業復興支援チームは、福島の商工業の復興や観光再生の調査やそれに伴う支援をおこなう。

  1. 福島県内での第 2 次産業・第 3 次産業を対象に、地域ごとの被害状況ならびに復興状況 を把握し、地域ごとの特徴を明らかにする。
  2. 過去甚大な被害を受けた海外被災地での産業復興プロセスを明らかにする。
  3. 復興過程のモデル構築を目指す。

 

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図 地域復興のモザイクモデル(案)
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被災と復興には2つの視点が必要である。1つは時間スケールで、もう1つは空間スケールである。災害は基本的に時間の経過とともに復旧・復興する。空間スケールは、例えば「被災地」には市町村、県、国、国をまたいだ地域など、さまざまな空間的な広がりが存在する。被害の深刻さや復興の迅速さは災害の種類と空間スケールによって異なる。時間によって変化する復興段階(STAGE)はある広がり(地域;市町村・県・国等)の中にモザイク状に混在する。例えば、東日本大震災で被災し3年が経過した福島県では、同じ「県」の中に被災直後のままの地域(STAGE 0)と、人々が生活を再開した地域(STAGE 3)がある。モザイクモデルは様々な空間スケール・時間スケールにも適用できるため、異なる時空間スケールを持つ災害の比較や復興の進捗状況の評価に応用できる。

メンバープロフィール

高木 亨

博士(地理学) 観光経済学・産業地理学が専門。2013年川内村の商業機能回復調査、兵庫県淡路島のため池被害、川内村耕作放棄地調査等を担当。

初澤 敏生

経済地理学が専門。2013年南相馬原町地区の商工業者実態調査等を担当。

藤本 典嗣

博士(経済学) 産業構造論 地域産業政策、産業政策国際比較が専門。
2013年四川大地震調査(藤本)、2014年ハイチ大地震とマクロバランスの調査、2013年福島の地域構造の変遷調査等を担当。

瀬戸 真之

m_seto博士(理学) 災害復興論、地形学、自然地理学が専門。
三宅島の火山噴火による避難者の調査、2014年伊豆大島の豪雨災害調査、2014年熊谷市の竜巻調査、川内村耕作放棄地調査等を担当。
 

研究活動の様子

こちらからご覧ください。

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